【DeNA】小池正晃外野守備走塁コーチが珍トレ続々「つまらない練習が外野手は多いので…」

スポーツ報知
小池正晃・外野守備走塁コーチ(右)とともにタブレットを使った走塁練習に汗を流した宮本秀明(しゅうめい、中央)

 DeNAの小池正晃外野守備走塁コーチ(40)が、沖縄・宜野湾のアトムホームスタジアム宜野湾で行っているキャンプで、珍トレーニングを続々導入している。

 外野の守備練習を主に任される小池コーチ。これまでにフリスビーを追いかける練習、テニスラケットで打ったテニスボールを取る練習、選手が2人組になってボールを投げ合いながら走る練習などを実施してきた。同コーチは「キャンプは、つまらない練習が外野手は多いので…。空いた時間で効率よく選手に落とし込めるかを考えながらやっています」と、選手が飽きずに楽しみながらこなせる練習を発案し続けている。

 もちろん狙いは明確だ。「外野手としては走ることが一番メイン。走り方がどんな走り方か。フリスビーは、後ろ向きで走って、切り返す動作。テニスボールを使ったのは、体に近いところにボールが来るところで、当たっても痛くないので恐怖心を取り払うこと。走りながら(ボールを投げあうのは)目線がぶれないように、投げる形、捕り手の目線のブレとか」。内野手は投手との連係プレーの確認や特守なども多いが、外野手の守備練習の時間は限られている。だが、外野の守備力はチームの勝敗を大きく分けるとあって、試行錯誤している。

 「今までの通常通りの練習もして、違う練習も準備はしています」とさらなる珍練習の導入も示唆した小池コーチ。練習の成果は長期的に見て判断するものと言い「落とし込みは今の段階では出来ている。いま結果を求めていない。シーズンオフにどうなるかすごく楽しみ」と手応えをつかんでいる。

 1998年には、横浜高で現西武の松坂らとともに、甲子園春夏連覇を経験。13年限りで現役を引退し、卓越した野球の知識を武器に、14年からはDeNAのコーチをし続けている。15年以降は2軍コーチだったが、今季からは1軍コーチに復帰。三浦大輔監督(47)からも「各コーチが工夫を凝らして選手と向き合いながら取り組んでくれているので、ワンパターンにならないようにコーチらも工夫してくれているので非常にいいなと思って見ている」と信頼は厚い。昨季は盗塁数、犠打数がリーグワーストだったが、指揮官が目指す得点力アップへ、小池コーチはキーマンの1人になっている。

 これまでは、小技をあまり使わずに戦ってきたDeNA。外野のゴールデングラブ賞も17年の桑原を最後にチームからは出ていない。「我々は本気になって変えていかないといけないと思う。私自身一人では出来ない。監督に無理を言っているところもあるので、チームとしてどう変化させられるかはミッションのひとつかなと思っている」。体の節々を痛みつけながら、大粒の汗を流す選手だけではなく、1998年以来のリーグ優勝へ、コーチ陣も奮闘している。

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