青学大・原晋監督が「ごごナマ」で神林勇太、新号健志ら4年生への思いを語る

青学大・原監督
青学大・原監督

 今年の第97回箱根駅伝(1月2、3日)で4位だった青学大の原晋監督(53)は9日、NHK総合の情報番組「ごごナマ」(月~金曜・午後1時40分)に出演した。コロナ禍の中、チームを率いながら大会直前に右仙骨疲労骨折が判明して欠場を強いられた神林勇太主将、11番目の選手として補欠に回りながらチームを献身的にサポートした新号健志ら4年生への感謝の思いを明かした。

 大会当日、神林は9区を走った新主将の飯田貴之(3年)の給水係を務めた。「チャラいと言われるかもしれませんが、9区の給水ポイントは車線が広く中継車が待機できるので一番テレビに映るんですね。その注目ポイントで、チーム一番の功労者の神林を30メートルでも箱根駅伝を走らせてあげたかった」と原監督は給水係の配置の理由を明かした。

 原監督は10区の有力候補だったが、走ることができなかった新号の態度を称賛した。チームミーティングで、10区の選手として中倉啓敦(2年)の名前を発表した時「顔色ひとつ変えずして、チームの裏方で頑張ります、言ってくれた」と話した。

 この時の心境について新号は「僕がふてくされたりしたら、チームの雰囲気が悪くなります。来年も再来年も必ず僕のように11番目の選手がいる。後輩に11番目の選手の見本を見せたかった。僕ができるのはそれくらいですから」と明かしている。

 その新号は6日に東京・町田市の選手寮を退寮した。「父親が迎えに来ました」と原監督は感慨深い表情で語った。新号の父・和政さんは原監督と同い年で東海大時代に4度、箱根駅伝に出場した経験を持つ。高校時代には広島・世羅の原監督と秋田中央の和政さんは1984年全国高校駅伝で上位を争ったライバルで旧友でもある。「父親も新号も我々、原夫婦に向かって『4年間、ありがとうございました』と言ってくれました。目には涙があったけど、笑顔でした」と原監督は目を潤ませながら、旅立ちの様子を話した。

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