【仙台六大学】東北福祉大の新主将・上林昌義 精神的支柱になる…兄はソフトバンクの誠知外野手

3年ぶりの日本一へ意気込む東北福祉大の上林主将
3年ぶりの日本一へ意気込む東北福祉大の上林主将

 仙台六大学野球・東北福祉大の主将に就任した上林昌義(3年)=東海大菅生=が、主将兼トレーニングコーチとしてけん引する覚悟を口にした。昨年から裏方としてチームを支えてきた新主将が、全日本大学野球選手権で優勝した18年以来の日本一を目指すチームで、精神的支柱になる。

 周囲を引っ張り、支える主将になる。上林はランニングメニューでは長距離走チーム上位の走力で先頭を走る一方、打撃や守備の練習には交ざらず選手を全力サポートする。東海大菅生高では甲子園にも出場したが、高校時代から繰り返す右肘のケガを理由に、2年冬にトレーニングコーチ転向を志願。練習への姿勢と人柄が評価され、選手による投票で新主将に選出された。

 「プレーヤーじゃない自分が選ばれて驚いた。正直、キャプテンになってからはふがいなさを感じるときもあった」。前主将は1年春から遊撃で公式戦を経験し、ヤクルト4位指名を受けた元山飛優(22)。上林にとってさらに身近な存在が、ソフトバンクの外野手として活躍する兄・誠知(25)だ。兄も仙台育英では主将で4番を張った。「でも今はやるしかないと思っている。日本一になるために、声を出して、選手の内面を誰よりも気にかけたい。プレーでは周りの3年生も頼って…そういうキャプテンでもいいと思う」と自分らしく引っ張る意気込みだ。

 年末には兄と2人で福島の温泉へ。主将になった報告を兄が喜んでくれたことも活力になった。大塚光二監督(53)は、「ずっとレギュラーだった元山や僕でも分かっていない部分に、上林なら手を差し伸べてくれるかもしれないね」と期待。春季リーグ戦の開幕は4月10日。上林がチームの心を同じ方向へまとめていく。(小山内 彩希)

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