馬場対鉄の爪、猪木対アリ、BI砲復活、小橋引退試合…武道館興行こそプロレス史そのもの

「夢のオールスター戦」で共闘したアントニオ猪木(右)とジャイアント馬場(左)(中央はタイガー・ジェット・シン、79年8月26日)
「夢のオールスター戦」で共闘したアントニオ猪木(右)とジャイアント馬場(左)(中央はタイガー・ジェット・シン、79年8月26日)

 プロレスリング・ノアが今月12日に東京・日本武道館で「DESTINATION 2021~BACK TO BUDOKAN~」を開催する。

 ノアの武道館大会は2010年12月5日の「~ジョー樋口 追悼興行~Winter Navig.2010」以来、11年ぶりで、この時のメインイベントは王者・杉浦貴に森嶋猛が挑戦するGHCヘビー級選手権だった。

 だが、この大会が最後だったと思えないのは、13年5月11日に小橋建太引退試合「FINAL BURNING in Budokan」があったからだ。ノアのリングながら主催は実行委員会。超満員札止め1万7000人と発表された観衆を見て「四天王時代」(三沢、川田、田上、小橋)の最終回を実感した。

  • 武道館での引退試合でムーンサルトプレスを決める小橋建太(2013年5月11日)
  • 武道館での引退試合でムーンサルトプレスを決める小橋建太(2013年5月11日)

 小橋はメインイベントの8人タッグマッチで秋山準、武藤敬司、佐々木健介と組んで、マイバッハ谷口、金丸義信、潮崎豪、KENTA組と対戦し、ムーンサルトプレスで金丸に勝利。「プロレスは自分の青春でした」と完全燃焼した。

 武道館でのプロレス興行は、ジャイアント馬場のインターナショナル選手権(66年、対“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリック)に始まり、アントニオ猪木とムハマド・アリの格闘技世界一決定戦(76年)、馬場・猪木のBI砲が再結成された夢のオールスター戦(79年)、東日本大震災チャリティー「ALL TOGETHER」(11年)などプロレス史そのものだ。

 直近の大会は昨年12月11日の新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE2020&BEST OF THE SUPER Jr.27」。コロナ禍で観衆は3564人だった。今年はノアの他、3月3日に、女子のスターダムが「10周年記念~ひな祭りALLSTAR DREAM CINDERELLA~」、同4日に新日本プロレス「旗揚げ記念日」、同28日にK―1の「K’FESTA.4」が予定されるなど、格闘技の殿堂が復活する。(酒井 隆之)

「夢のオールスター戦」で共闘したアントニオ猪木(右)とジャイアント馬場(左)(中央はタイガー・ジェット・シン、79年8月26日)
武道館での引退試合でムーンサルトプレスを決める小橋建太(2013年5月11日)
すべての写真を見る 2枚

格闘技

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請