J1浦和のリカルド・ロドリゲス監督(46)が沖縄キャンプ13日目の5日、オンライン取材に応じ、若手選手のポテンシャルの高さを絶賛した。
青森山田高卒2年目のMF武田英寿(19)には「フィニッシュがすごく良い」とベタ褒め。4日の練習試合・鳥栖戦(非公開、2△2)で2得点し、今季の対外試合は3戦連発の5ゴールと大暴れしており「決定力が高くて、武器になると思う。チームで得点を取るにはFW以外の選手たちも取らないといけない」と力説した。
さらに、センターバックとして練習試合で存在感を見せている同高卒ルーキーDF藤原優大(18)にも「彼はヘディングの強さが際立っているし、球際も強い選手」と絶賛。先月に準優勝した高校選手権で得点するなど、セットプレーの強さも魅力で「彼の空中戦の強さをチームの力に還元できるようにしていければ」と期待を寄せた。
今キャンプでは沖縄SV戦(2〇0)、水戸戦(4〇3)、鳥栖戦と3試合を重ねてきた。指揮官は「守備はしっかりと全体がコンパクトに守ることもやっていけばさらに良くなる。攻撃はボールを握ることもチャレンジしている段階で、まだまだ改善点でポテンシャルを感じている」と分析しつつ、「すごく順調に進んでいる。チームの理解力、ここまでの取り組みには満足している」と今キャンプの充実ぶりを明かした。