在籍17人の女子プロ野球リーグ、前途多難な12年目シーズン

昨年2月行われた会見でポーズをとる、昨シーズンを戦った女子プロ野球各チームの監督、コーチ陣
昨年2月行われた会見でポーズをとる、昨シーズンを戦った女子プロ野球各チームの監督、コーチ陣

 女子プロ野球リーグが12年目のシーズンを迎えることが難しい状況となっている。2020年シーズンに在籍した3チーム計43人中、26人が退団やアマチーム入りを発表。5日に新規入団選手を発掘するための体験会の締め切りがあったが、緊急事態宣言のもと、開催できない状況が続いている。

 女子プロ野球はサプリメント販売のわかさ生活(京都)が主体となって、10年に関西2チームで始まったリーグ。一時は4チーム体制で中部や関東、東北にも展開したが赤字経営が続き、19年オフにはリーグ所属の約半数にあたる36人が大量退団。昨季は京都の拠点に3チームを集約し、新型コロナ感染拡大の影響で無観客(一部は有観客)でリーグ戦を行っていた。

 すでに、女子プロ野球の顔として初年度から活躍していた三浦伊織ら8人が、今年から阪神がバックアップするアマチュアクラブチーム「阪神タイガース Women」に入団。1月27日に竹内聖賀がSNSで退団を表明したことで残留選手は17人となり、このままではリーグ戦ができない状況になっている。

 女子プロ野球機構は1月中旬に公式練習体験会(京都)の参加者を募集しており、この日午後6時が締め切りだった。しかし開催は2月中旬以降の緊急事態宣言解除後と詳細は発表されておらず、新たな入団選手が決まらない限り今季の開幕が危ぶまれている。

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