雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」の代替イベント「オンラインさっぽろ雪まつり2021~みんなでつくる雪まつり~」が4日、開幕した。1950年以来、札幌市の中心部などで雪像の制作など行い、来場者数約200万人を見込む冬の風物詩だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、事実上の中止。インターネットを通じて、国内外に札幌の文化や冬の魅力を発信する。
実行委員会は特設サイト(https://online.snowfes.com/)をオープンした。「さっぽろ雪フォトまつり」では「北海道・札幌の雪」をテーマにSNSなどで写真を募集し、特設サイトで公開する。また、雪像を制作する過程や作り方を随時発信。さっぽろ羊ヶ丘展望台ではレクチャー動画のため「クラーク博士」「雪ミク」「ジンギスカンのジンくん」の雪像3基が制作された。
また、過去の雪まつりの映像をまとめたショートムービーやこれまでの大雪像の写真の公開やYouTubeなどで番組を配信していく。期間は28日まで。