【DeNA】細川成也、砂田から2発“番長秘蔵っ子”が救世主になる ソトもオースティンも来日メド立たず

スポーツ報知
ロングティーで汗を流す細川(カメラ・泉 貫太)

 コロナ禍に泣くDeNAに救世主が出現した。細川成也外野手(22)が3日、フリー打撃で通算196登板の左腕・砂田からサク越え2発を放ち、三浦大輔監督(47)に猛アピール。13スイングで安打性の当たりも7本と鋭い打球を連発し、細川は「いい状態で打てていたので感覚的にも悪くなかったと思います」とうなずいた。

 打線の中心に座ることが確実視されていたソト、オースティンの大砲コンビの来日時期が現時点で未定。緊急事態宣言が延長され、開幕に間に合わない可能性もある。そんな中で、細川が左翼席後方のネットに特大弾を突き刺した。昨季はイースタンで13本塁打、53打点の2冠王。プロ5年目の大砲候補は「今年は本当に勝負の年だと思っているので、レギュラーを取ってシーズンで活躍したい」と燃えている。

 昨季2軍監督だった三浦監督も「年々成長している。1軍でどう結果を残すか勝負の年だと思う」と目を細めた。他球団の007も神経をとがらせた。視察した中日の前田スコアラーは「2軍で結果を残しているので怖い存在」と話し、広島の土生スコアラーも「ポテンシャルは元々持っている。これからも警戒して見ていきたい」と熱視線を送っていた。

 外国人が合流しても、梶谷が抜けた中堅のレギュラーは白紙。細川は「外国人に負けないように結果を出すしかない」と鼻息が荒い。ファームで育った番長の秘蔵っ子が、ベールを脱ぎつつある。

(安藤 宏太)

 ◆細川 成也(ほそかわ・せいや) ▼生まれとサイズ 1998年8月4日、神奈川・厚木市生まれ。22歳。179センチ、93キロ。右投右打。

 ▼球歴 小学3年から「北茨城リトル」で野球を始め、中学では「いわきシニア」に所属。明秀学園日立高では3年夏の茨城県大会準V。高校通算63発、投げても最速146キロを誇った。16年ドラフト5位でDeNA入り。

 ▼初男 1年目の17年には、2月14日の練習試合・阪神戦で初打席初アーチ。10月に初めて1軍昇格すると5番で先発し、初打席で本塁打を放った。初打席アーチは高卒新人では6人目、クリーンアップでは史上初だった。

 ▼ラミちゃんも期待 昨季まで指揮官だったラミレス監督は「ハマのカブレラ」と絶賛。昨季も最後の2試合では4番に起用し、将来への期待を込めた。

 ▼成績 17年から4年連続で本塁打。プロ4年間通算で68試合に出場し、5本塁打17打点、打率2割3分3厘。昨季はイースタンで2冠に加え、最高出塁率のタイトルも手にした。

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