川内優輝「今後に生きる貴重なレース」 14日実業団ハーフ&28日びわ湖と連戦予定

スポーツ報知
周回コースでペースメーカーの川内優輝(右)と共に走る一山麻緒(カメラ・豊田 秀一)

 1月31日に行われた大阪国際女子マラソンで、第1グループのペースメーカー(PM)を務めた川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=が1日、取材に応じ「貴重なレースだった」と振り返った。

 大会史上初の周回コースで開催されたレースは、東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(23)=ワコール=が2時間21分11秒の大会新で優勝。2位だった同代表の前田穂南(24)=天満屋=も1年4か月ぶりのフルマラソンで自己ベストを18秒更新したが、目標としていた2時間19分12秒(05年、野口みずき)の日本記録更新はならなかった。「選手たちは色々悔しいことがあったと思うけど、2人とも素晴らしい結果を残していたと思います。そうした意味ではコロナ禍の大変な状況のなかでも、選手や関係者の思いは十分に発揮されたレースだったと思います」と思いやった。

 川内らPMは1キロ3分17~18秒の日本記録ペースで引っ張って役割を全う。25キロ付近で苦しくなった一山に何度も声を掛ける姿は、選手とともに記録更新を目指す気持ちの表れだった。

 数々のレースを経験してきた川内だが、PMとしてフルマラソンを完走したのは初めて。「今回は裏方として関わる部分が多かったので、1つの大会にどれだけ多くの人が色んな努力をしているかがよく分かった」と、サポート役に徹したからこそ得たものもあったようだ。

 今後は、14日に行われる実業団ハーフマラソン(山口)、さらに28日のびわ湖マラソン(滋賀)と連戦する予定。「選手としても(この経験が)生きていくと思います。生涯現役でマラソンをやっていきますので、そうした面でもすごく貴重なレースだった」。百戦錬磨のランナーが、また新たな一ページを刻んだ。

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