前田穂南は自己ベスト更新の2位でゴールも笑顔なし「一からやり直したい」

2位でゴールする前田穂南(カメラ・豊田 秀一)
2位でゴールする前田穂南(カメラ・豊田 秀一)

◆大阪国際女子マラソン(31日、長居公園周回コース=42・195キロ)

 大会史上初の周回コースで行われ、21年東京五輪代表内定の一山麻緒(23)=ワコール=が、大会新となる2時間21分11秒で優勝。野口みずきさんが持つ2時間19分12秒の日本記録更新はお預けとなった。

 一山と同じく東京五輪女子マラソン代表の前田穂南(24)=天満屋=は、10キロを33分0秒で通過したが、13キロ付近で一山や、ペースメーカーの川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=らから遅れ始めた。

 その後、武冨豊監督(66)から「ここから粘らないと!」などと背中を押されて一山を追い続けるも、力尽きた。トップの一山から2分19秒の差をつけられてゴール。2時間23分30秒と自己ベストを18秒更新したが、笑顔はなかった。

 前田は、19年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)以来、1年4か月ぶりのフルマラソンだった。思い通りのレース運びができず「自己ベストを出せたのはよかったが、前半は思うように流れに乗れず、途中から苦しくなった。最後はペースを上げられなかった悔しさも残っています」と唇をかんだ。

 8月に開催予定の五輪については「(これまでは)スピードを中心にやってきたので、土台作りをして走り込んでいきたい。自己ベストを出せたので、疲労を取って一からやり直したい」と前を向いた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請