瀬古利彦氏、奮闘の川内優輝らに最敬礼…大会初の男子ペースメーカー起用「男子が女子を引っ張って何か問題ありますか?」

スポーツ報知
先頭で走る一山麻緒(左はペースメーカーの川内優輝)

◆大阪国際女子マラソン(31日、長居公園周回コース=42・195キロ)

 日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーがレース後に会見し、ペースメーカーを務めた川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)らに「5人の皆さんのお礼を言いたい。(大会新記録で優勝した一山麻緒が)日本記録のペースでハーフまでいったことは、次の本当に日本記録を狙うときのいい経験になったのではと思う」と感謝を込めた。

 コロナ禍で海外から2時間10分台の記録を持つ有力選手をペースメーカーとして招くことが難しく、今大会は史上初めて男子を起用。川内は路上の凹凸に注意を促すなど細やかな気配りで先導役を果たし、18年ぶりの大会新記録樹立を下支えした。今大会は通常女子だけのマラソンとして開催されるが、今回は男女混合レースとして扱われ、川内も一山のゴール後、目立たぬようにひっそりと完走を遂げている。

 史上初の周回コースともなった今大会。今夏の東京五輪に向けて重要なステップでもあり、尾県貢専務理事は「ペースメーカーについては賛否両論あると思うが、今の状況でいい記録を出すのはこの方法しかなかった」。瀬古リーダーも「男子が女子を引っ張って何か問題ありますか?」と話していた。

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