大阪国際女子マラソン生中継解説・有森裕子さん「今までのマラソンとまったく違う」

大阪国際女子マラソンの解説を担当する有森裕子さん(カンテレ提供)
大阪国際女子マラソンの解説を担当する有森裕子さん(カンテレ提供)

 31日に行われる「第40回大阪国際女子マラソン」でフジテレビ系生中継(正午)の解説を務める、バルセロナ五輪銀&アトランタ五輪銅メダリスト・有森裕子さん(54)が「気持ちの上での“山あり谷あり”で頑張っている姿を見てほしい」と大会の注目ポイントを語った。

 今大会はコロナ禍の状況を踏まえ、公道ではなく、長居公園内の周回コースを使用する。「今までのマラソンとまったく違う、タイムを狙うレースとしてショー的な要素も感じてもらえると楽しいだろうな。ロンドンマラソンを始め、海外のレースは大会によって趣旨や目的が違うので、その日本版がやっとできた感じ」と有森さん。「アップダウンもなく、ペース配分がすごく作りやすい。タイムを出すには最高のチャンスの大会になると思います」と、2005年に野口みずき選手がマークした日本記録2時間19分12秒の更新の期待を込めた。

 また、国外選手や外国籍ペースメーカーの招待が困難なため、男子ペースメーカーとして川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損害保険)が参加。「引っ張ってもらい、全体のペースが高速で安定するということは大きい」と、こちらも選手にはメリットになると指摘した。

 注目ポイントは「周回ごとのタイムラップや位置取り。特に位置取りが大きく変わります。1メートル外を走り続けるのと内側ぴったりを走り続けるのと、場所によって全然距離が変わってきます」と解説。「カーブの使い方次第では相手が見えなくなるという精神的ダメージもつけやすいので、そういうことを利用しているかどうかも、結構おもしろいと思います」とテレビ観戦の楽しみ方を挙げた。

 例年とは変更点の多い大会となるが「“山あり谷あり”のコースでもないのですが、こういう状況の中で、それでも走ることを一生懸命やっている、ある意味気持ちの上での“山あり谷あり”で頑張っている姿を見ることで、応援する皆さんの日常にもつなげてほしいなって思います」とアピールした。

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