前田穂南「2時間20分を切れるように」 31日号砲の大阪国際女子マラソン

スポーツ報知
記者会見で大会への意気込みを語った前田穂南

 31日に行われる大阪国際女子マラソンの記者会見が大阪市内で開かれ、東京五輪代表の前田穂南(24)=天満屋=らが出席した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、主催者らはレース10日前にコースの変更を急きょ発表。1982年の第1回大会以来初めての周回コースでのレースに向けて「2時間20分を切れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 優勝して代表内定した2019年のマラソングランドチャンピオンシップ以来のフルマラソンとなる前田。ケガもあって「年末年始は思うように走れなかったけど、体調はピークに近づいている。当日走っていないと分からない部分もある」と不安な部分もあるが表情は明るい。周回コースについては「まだ試走していません。ただ、あまり気にしていません」と平常心で臨むつもりだ。

 従来はヤンマースタジアム長居発着で市内を巡っていた。しかし、今大会のみの措置で公園内をスタートし、約2・81キロのコースを約15周してヤンマースタジアム長居にゴールするコースへと変更された。昨年のうちに“保険”として考案され、コースを測定。世界陸連に申請は受理されており、公認記録として扱われる。

 今大会には19年ドーハ世界陸上代表の川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=ら男子のペースメーカーを国内女子マラソンとしては初めてセッティング。04年アテネ五輪金メダルの野口みずきが05年に樹立した日本記録更新へ万全の態勢を整えており、さらに周回コースは1周の高低差が約5メートルと小さい。

 以下、招待選手(記録は自己記録)。

▽一山麻緒(ワコール)2時間20分29秒

▽前田穂南(天満屋)2時間23分48秒

▽岩出玲亜(千葉陸協)2時間23分52秒

▽谷本観月(天満屋)2時間25分28秒

▽池満綾乃(鹿児島銀行)2時間26分7秒

▽山口 遥(AC・KITA)2時間26分35秒

▽中野円花(岩谷産業)2時間27分39秒

▽萩原歩美(豊田自動織機)1時間10分16秒※ハーフ

 ◆前田 穂南(まえだ・ほなみ)1996年7月17日、兵庫・尼崎市生まれ。24歳。小学校時代はバスケットボールをしていたが、中学にバスケ部がなかったため陸上部に所属。大阪薫英女学院高3年時には全国高校駅伝でチームが初優勝を果たすも自身は補欠。2015年に天満屋入社。18年1月の大阪国際女子マラソン(2位)で自己ベストの2時間23分48秒をマーク。家族は両親と弟。166センチ、44キロ。

 ◇大阪国際女子マラソン 1982年に第1回大会が開催された。何度かコース変更はあるが、現在はヤンマースタジアム長居発着、道頓堀橋南詰折り返しで、高低差約9メートルのフラットなコース。大会最高記録は03年野口みずきの2時間21分18秒。今回はコロナ禍で国外招待選手や海外勢ペースメーカーの出場はない。

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