山本草太がSP18位「アスリートとしてやっていけるのか…」

スポーツ報知
山本草太

◇冬季国体 第2日(28日、名古屋市日本ガイシアリーナ)

 フィギュアスケート成年男子ショートプログラム(SP)が行われ、山本草太(21)=愛知・中京大=は43・38点で18位と出遅れた。「自分の気持ちの不安がすごく大きくて。試合前も『できないだろうな』ってネガティブになって、体も気持ちも動かなくて。これだけ試合中に途中でやめたいって思ったのは初めて。途中から諦めじゃないけど、こんな力だろうなって感じながら滑っていた」。正直に、苦しい胸中を明かした。

 予定していた4回転から演技開始後に急きょ変更した冒頭の3回転フリップは2回転になり、続く3回転半は1回転半になってしまい共に0点。スピンも3つのうち2つで得点が認められなかった。「メンタル的な所がそうとうきていますね。NHK杯くらいから周りとの差を少しずつ感じ始めて、なんとか全日本まではポジティブな気持ちをもって、いろんな不安をかき消しながらやっていたが、終わって正直になって、こういったレベルまで落ちたんだなと感じて。今日もがんばろうという気持ちが出なかった。アスリートとしてやっていけるのかなって、自分の正直な気持ちを言えば感じています」。9位に終わった昨年末の全日本選手権を境に、戦う気持ちを取り戻すことが出来ずにいる。

 同じ愛知県代表として都道府県対抗に参加している日野龍樹は、今季限りでの引退を表明している。「僕が中学1年の時に名古屋に来た時からずっと先輩として関わってくれた。僕がけがをした時もよくしてくれて、いろんな感謝や恩がある。先輩が最後かもしれないので、そういったものを感じながらフリーを少しでも諦めずにできたら」。29日のフリーへ、自分を奮い立たせるように言った。

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