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宝塚花組・聖乃あすかの第100期生バウ初主演作が開幕「日々成長を」

兵庫・宝塚バウホールで初日を迎えた花組公演「PRINCE OF ROSES」の一場面。決戦に向かうヘンリー(聖乃あすか、右)を見送るイザベル(星空美咲)
兵庫・宝塚バウホールで初日を迎えた花組公演「PRINCE OF ROSES」の一場面。決戦に向かうヘンリー(聖乃あすか、右)を見送るイザベル(星空美咲)

 宝塚歌劇花組の宝塚バウホール公演「PRINCE OF ROSES ―王冠に導かれし男―」(作・演出、竹田悠一郎)が28日、開幕した。

 3月で2014年の入団から丸7年になるホープ・聖乃(せいの)あすかが、第100期生では初のバウ公演主演を務めた。

 題材は、15世紀のイングランドで貴族のランカスター家とヨーク家が王位を争った「薔薇(ばら)戦争」。聖乃は、両家の戦いに終止符を打ち、ヘンリー7世として即位するランカスター家のヘンリー・テューダー役で、苦悩しながらたくましさを増すさまを、美しくも精悍(せいかん)なマスクと、りりしい立ち振る舞いで表現した。聖乃は「千秋楽まで、日々成長できるよう努めてまいりたい」と話した。

 19年入団の星空美咲が、第105期では初めてバウのヒロインを担当。まだ2年目ながら、フランスからやってくる謎の女イザベルという難しい役で健闘した。元月組トップ娘役・愛希(まなき)れいかに似た雰囲気で、今後も注目を集めそうだ。公演は2月7日まで。

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