昨年の牝馬3冠馬デアリングタクト(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父エピファネイア)が復帰戦の金鯱賞・G2(3月14日、中京)へ向けて、再来週にも滋賀・栗東トレセンへ帰厩することになった。
すでに先週末、福島・ノルマンディーファーム小野町から栗東近くの宇治田原優駿へ移動している。杉山晴調教師は28日、現地で同馬を視察。「いい意味ですごく余裕がありました。500キロほどあるので、そこから攻めていきたい。予定では再来週に戻そうかなという感じです。体がしっかりと増えているので、(放牧で)リラックスできていたのかなと思います」と説明した。
昨秋のジャパンCで初黒星となる3着に敗れた後は休養に入り、今年は金鯱賞から始動する方針を示していた。