萩原歩美がマラソン初挑戦「楽しみで仕方ない」…31日の大阪国際女子マラソンで

2020年1月の大阪国際女子マラソンではペースメーカーを務めた萩原歩美
2020年1月の大阪国際女子マラソンではペースメーカーを務めた萩原歩美

 大阪国際女子マラソンが31日、長居公園内周回コースで行われる。静岡市出身で、豊田自動織機の萩原歩美(28)=常葉菊川(現常葉大菊川)高出=が、初マラソンに挑戦。コロナ禍で市街地コースから変更となったが、「楽しみで仕方ない。苦しむかもしれないけど、それも含めて楽しみたい」と、抱負。目標タイムを「2時間27分切り」に設定した。

 2013、14年の日本選手権1万メートルで2年連続3位に入った女子長距離界の第一人者。14年に韓国・仁川で行われたアジア大会1万メートルでは、銅メダルを獲得し、満を持して15年3月の名古屋ウィメンズでマラソンデビューを飾る予定だったが、故障で欠場した。その後、座骨神経痛などケガで記録も下降線をたどり、マラソンを走る機会もなかった。

 17年3月には、ユニクロから豊田自動織機に移籍した。環境を変えて、少しずつ全盛期の姿を取り戻した。昨年12月、日本選手権1万メートルでは、6年ぶりに自己ベスト(31分41秒80)を更新する31分36秒04で6位入賞。「過去の自分を超えて自信になった」。東京五輪1万メートルの参加標準記録(31分25秒00)にも、あと11秒ほどに迫る好タイムだった。

 年末年始は、宮古島(沖縄)などで調整を続けてきた。一山麻緒(23)=ワコール=、前田穂南(24)=天満屋=と東京五輪代表選手が出場予定で、「日本記録ペースになると思う。そこまでの練習はしていないので、今回は1キロ3分30秒ペースで走りたい」と、周囲は気にせず、自分の走りに徹するつもりだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大阪市街から公園内の周回コースに変更された。「今の世の中では、しょうがないこと」としながら、「周回コースだと、マラソンぽくないですね」と、笑う。大会後は、東京五輪1万メートルの代表を狙ってしばらくトラックにシフトチェンジする予定。遠回りしてきた萩原が、未知の世界に挑む。

 ◆萩原 歩美(はぎわら・あゆみ)1992年6月1日、静岡市生まれ。28歳。静岡南中から常葉菊川(現常葉大菊川)高に進学。高校卒業後にユニクロに入社。2014年のアジア大会(韓国・仁川)で3位に入った。17年3月に豊田自動織機に移籍加入。155センチ。

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