【日本ハム】ドラ1伊藤大海&ドラ6今川優馬、メジャー移籍・有原航平の“最高の置き土産”に興奮

ブルペン入りした伊藤
ブルペン入りした伊藤
室内練習場で汗を流した今川
室内練習場で汗を流した今川

 日本ハムは27日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設での新人合同自主トレを打ち上げた。ドラフト1位の伊藤大海投手(23)=苫小牧駒大=と6位の今川優馬外野手(24)=JFE東日本=が、粋な“プレゼント”を受け取った。米大リーグ・レンジャーズへ移籍が決まった有原航平投手(28)がブルペン入りし、目の前で見学。道産子ルーキーコンビは国内最高峰の右腕の投球を、糧にすることを誓った。

 伊藤はいてもたってもいられなかった。室内練習場に現れた有原。一挙手一投足を目で追った。ブルペンに入る、とのビッグニュース。めったにないチャンスに意を決した。「後ろから見させて下さい」。海を渡る大黒柱に頭を下げて頼むと「俺ので良かったら」と快諾してくれた。

 始まったブルペン。興奮を抑えられない男が、もう1人走ってきた。打撃練習がちょうど休憩中だった今川だった。バットを片手に目を輝かせながら捕手の後ろへ。「あわよくば…」とタイミングを取るように見ていると、右腕は「(打席に)入っていいよ。軽くだけど」と右打席に立たせた。

 まずはストレートを3球。「何か見たいのある?」「カットをお願いします!」。今川のリクエストに、カットボールとスライダーを1球ずつ、惜しむことなく投げてくれた。

 至高の時間になった。自身も連日ブルペンで30球を投げた大卒ドラ1の伊藤は「すごいです」と感嘆。「(投球が)何回も同じのを再生しているかのように、本当に同じサイクル。(投げ終えてプレートに)戻る歩数がだいたい同じ。すごく勉強になりました」。今川も「一生の思い出です。まさか(打席にと)言ってもらえるとは思っていなかった。今日、忘れられないですね」と余韻に浸った。

 今川はJFE東日本時代にお世話になった土屋遼太マネジャーが、有原と早大の同期でバッテリーを組んだ間柄。縁もあり名前を覚えてくれていた右腕にお礼に行くと「シーズン入ったらもっと投手のキレとか増してくる。こんなモノじゃないよ。応援しているよ」とエールを送られた。自主トレを打ち上げ、2月1日から勝負の春季キャンプがスタートする。海を渡る大黒柱の置き土産を、無駄にはしない。(秦 雄太郎)

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