センバツ21世紀枠候補の八戸西エース・福島蓮 目指すは聖地で150キロ

八戸西のエース・福島蓮
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八戸西の選手たち
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 センバツ高校野球(3月19日から13日間、甲子園)の選考委員会が29日に行われ、出場32校が決まる。選出を信じて練習を積む21世紀枠候補の八戸西(青森)。絶対的エース・福島蓮(2年)が、聖地での150キロを狙って腕を磨いている。

 甲子園のマウンドで“大台”を突破してみせる。東北地区の21世紀枠候補である八戸西の福島は、冬場の鍛錬の成果として、「(現在の)最速は143キロ。150キロを出したい」と力強く語った。夏までには、という考えもあるが、出場すれば今年初の公式戦となるセンバツでの最速更新にも意欲。トレーナーの指導の下、設備の整ったウェート室を有効活用してのトレーニングなど、地道に取り組んできたことを球速アップにつなげていく。

 昨秋は背番号1をつけて公式戦全9戦に登板し、そのうち8試合で先発。昨夏に習得したというスプリットを効果的に使い、チームを県準V、東北8強に導いた。大黒柱として連投も辞さない姿勢で投げぬいた福島に、小川貴史監督(37)も「エースとして自覚が出てきた」と高く評価した。チームにはかつて日本ハムでプレーした同校OB・中村渉さん(41)がコーチをしており、「股関節とか、下半身の使い方を主に教わっています」(福島)。元プロの指導を生かし、昨秋よりも成長した姿を聖地でみせるつもりだ。

 189センチの長身に比べ、体重は70キロとまだまだ細身だ。福島は「(食事の)量や回数は増やしているんですけど…。寝て起きたら、体重が減っているんです」と苦笑い。太りにくい体質だがこれからも継続して筋力をつけていき、さらにスケールアップしていく。2日後に迫ったセンバツ発表にも、福島は「自分は緊張しないタイプ。楽しみですね」。春夏通じて初の甲子園出場の吉報を、笑顔で待つ。(有吉 広紀)

 ◆福島 蓮(ふくしま・れん)2003年4月25日、青森・八戸市生まれ。17歳。青潮小4年時に青潮ファイターズで野球を始める。湊中では軟式野球部に所属。八戸西では1年春に初のベンチ入り、2年秋から背番号1。189センチ、70キロ。右投右打。家族は両親と姉。血液型A。

 ◆今年のセンバツ21世紀枠 例年は3枠だが中止となった明治神宮大会枠が割り当てられて、今年は4枠に増えた。候補9校のうち北海道、東北、関東・東京、東海、北信越の5地区から1校を、近畿、中国、四国、九州の4地区から1校を最初に選出。残った7校の中から2校を選ぶ。これまでに21世紀枠が4校になったのは、記念大会で出場校が36校だった2013年大会のみ。

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