【巨人】阿部慎之助2軍監督、改革第3弾!特化キャンプでメリハリ「毎日同じことをやってたら絶対ダメ」

メリハリキャンプで若手を鍛え上げる阿部2軍監督
メリハリキャンプで若手を鍛え上げる阿部2軍監督
巨人キャンプ振り分け2軍の選手
巨人キャンプ振り分け2軍の選手

 巨人の阿部慎之助2軍監督(41)が25日、キャンプ改革の第3弾を明かした。連日、似たような練習メニューが続くことを避けるために、打撃専用デーやウェートトレーニング専用デーを設け、メリハリをつけて練習効率化を図る。このオフは「1000スイング&1000球ノルマ」、「総マッチョ化計画」と若手強化策を掲げてきた。3つの下克上作戦によって、多くの若手を1軍へ送り込む。

 アイデアマンこと阿部2軍監督の口から、またしても斬新な練習プランが飛び出した。「面白いよ、キャンプ。楽しみにしといて。今の子たちは、思いっ切りメリハリつけてやらないと。『今日は守備デー』『今日はバッティングデー』という日も作らないとダメなのかなって」。打撃専用、守備専用、ウェートトレーニング専用など、2月のキャンプでは1つの分野に特化した練習日を設定する考えだ。

 指導者2年目を迎えるにあたり、昨年の経験が大きく生きている。「継続できない子が多い。続かないから、毎日同じことをやってたら絶対ダメなんだ。だから『今日はバッティングデーだからボールは投げるな』っていう日も作らないと。投手も、ボールを持たない日を作るかもしれない」。アドバイスした直後は一生懸命取り組んでいても、数日たって気がついたら、元の形に戻っている。そんなことは日常茶飯事だったという。

 現役時代の慎之助監督は、根気強い継続と反復練習によって超一流の領域へ上り詰めた。だが、ファームの指揮官として1年間を過ごし、20歳ほど年の離れた最近の若手選手たちには、その練習スタイルは合わないと察知した。キャンプ中は特に、似たような練習メニューが1か月ほど続く。変化をつけたほうが効率化につながると判断し、歩み寄った結果が「メリハリキャンプ」というわけだ。

 このオフは、既に改革の第1弾、第2弾を発表している。体で覚えることを目的とした、1000スイング&1000球ノルマ。さらに、総マッチョ化によるフィジカル強化に向けては、日本ボディビル選手権9連覇の鈴木雅氏(40)を招へいする。全ては、一人でも多くのヤングGを1軍へ送り込むため。昨年のキャンプでも、阿部組で鍛えられた5人がキャンプ中盤から逆転で1軍昇格を勝ち取った。2月8、13日に予定されている「1、2軍対抗戦」など、今年もチャンスは満載。2021年版の下克上に注目だ。

(尾形 圭亮)

 ◆第1弾 総マッチョ化 食事量を増やし、オフシーズンで体を大きくしてくるよう厳命。除脂肪体重の増減をキャンプ2軍、3軍振り分けの参考資料にするとも宣言。日本ボディビル選手権V9の鈴木氏をアドバイザーに迎え、トレーニングのサポートを受けることに。

 ◆第2弾 1000ノルマ 投げ込むことや打ち込むことで体力をつけ、その中で脱力のコツなどをつかませることを目的に、投手はキャンプの20日間で1000球、野手も日によっては1日1000スイングを課す。その練習時間を確保するために、夜間練習も復活させる。

 ◆昨季の阿部チルドレンの活躍 9月16日に元木ヘッドコーチが虫垂炎で入院したため、阿部2軍監督がヘッドコーチ代行として1軍に緊急合流。その阪神戦(東京D)ではファームで指導してきた田中俊が3安打2打点、立岡が3ランを放つなど活躍。同23日の広島戦(東京D)では阿部ヘッド代行が若林の先発起用を推薦し、ソロを含む猛打賞の活躍。チルドレンたちが1軍の舞台で活躍した。また、直江は声を出して投げるスタイルを伝授され、その後1軍デビューを飾った。モタ、ウレーニャら育成助っ人も阿部2軍監督の指導により支配下選手に送り出した。

メリハリキャンプで若手を鍛え上げる阿部2軍監督
巨人キャンプ振り分け2軍の選手
すべての写真を見る 2枚

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請