東京五輪陸上代表は日本選手権3位以内などから 尾県専務理事「開催されることを想定して」

スポーツ報知
昨年12月の日本選手権で、男子10000mの日本新を更新した相沢晃

 日本陸連は25日、東京五輪代表の選考方法について参加標準記録を突破した上での日本選手権(5、6月)3位以内などとする方針を固めた。五輪延期前に想定した要項を踏襲する形で、同日の理事会で承認した。日本選手権での順位を重要視しつつ、世界ランクや参加標準記録有効期間内の記録なども選考材料とする。

 選考競技会となる日本選手権についてはターゲットナンバー制を導入。1万メートルは5月3日、混成競技は6月12、13日、それ以外のトラック&フィールド種目は6月24~27日と分散開催される。コロナ禍で競技会の中止や延期が相次いだ2020年シーズンは、トレーニングに注力したアスリートも多く、各選手のアプローチは様々だった。取り組みの変化も踏まえた上で、五輪選考競技会にふさわしい日本選手権とするために従来と異なる標準記録を2つ設定。1つは参加標準記録(19年1月1日~21年5月31日)、もう1つは申し込み資格記録(20年1月1日~21年5月31日)。ターゲットナンバー制とすることで、予定人数を超過した場合には参加標準記録突破者が優先される。

 リレーでは、男子400メートル以外の種目で5月の世界リレーを重要選考競技会に指定。麻場一徳・強化委員長(60)は「男子400メートルリレー以外は、そこで五輪の出場権を確固たるものにする使命がある」とした。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く。五輪開催に否定的な声も上がっていることについて、尾県貢専務理事(61)は「開催されることを想定して準備を進めるしかない。ネガティブな気持ちは持たずにやっていく」と話した。

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