浦和のU―23日本代表DF橋岡大樹(21)がベルギー1部・シントトロイデンに期限付き移籍することが24日、分かった。自身初の海外移籍となる。
関係者によると、完全移籍する選択肢もあったが、橋岡の意向も踏まえ、今季の浦和との契約を更新した上でシントトロイデンに期限付き移籍することで両クラブ間で基本合意。橋岡は24日からの沖縄キャンプに帯同せず、近日中にも渡欧するとみられる。
浦和の下部組織出身の橋岡は、強いフィジカルと運動量が持ち味。昨季は右サイドバックやセンターバックで31試合に先発し、守備の要を担った。年代別代表は常に飛び級で招集され、19年12月に東アジアE―1選手権でA代表デビュー。今夏の東京五輪代表の主力候補として期待される。
シントトロイデンは日本代表GKシュミット、FW鈴木優磨ら日本人選手5人が在籍。今季リーグ戦は18チーム中14位(第20節終了時点)につけている。