【高校ラグビー】花園準Vの京都成章 新チームが快勝発進 ジャイアンこと本橋拓馬の弟・尭也が公式戦デビュー

後半15分、相手のタックルを振り切ってインゴールに向かう京都成章・センター藤原洋斗
後半15分、相手のタックルを振り切ってインゴールに向かう京都成章・センター藤原洋斗

◆第72回近畿高等学校ラグビー大会京都府予選▽Bブロック準決勝 京都成章113―5花園(24日・宝ケ池)

 今冬の第100回全国高校ラグビー大会で準優勝した京都成章が、新チームでの初戦に臨み、17トライ113点で快勝スタートを切った。

 花園での熱戦から約2週間。主将はまだ決まっていないが、ゲームキャプテンのセンター藤原洋斗(2年)を中心に、隙のない守備と圧倒的な攻撃力を発揮した。キッカーも務め、2トライ、14度のゴールを決めた藤原は「新チームになって練習でやってきたことがしっかり出せた」と充実の笑顔を見せた。

 ニューフェースも躍動した。京都成章の“ジャイアン”ことロック本橋拓馬(3年)の弟・尭也(たかや・1年)がFBとして出場し、公式戦デビューした。前半16分に初トライを決めると、後半8分にもインゴールに飛び込み、2トライ目。試合終了間際には180センチ、80キロの体格で素早い身のこなしを見せ、鋭いステップで相手を翻弄した。「(初めは)緊張していた部分もあった。後半は声出しを意識して、カバーもできた」。兄はロックとして活躍し、弟はSOやFBでプレーする。ポジションは異なるが、兄が花園で戦う姿を見て「自分も負けていられない」と闘志を燃やして、練習に励む日々を送っている。

 花園では初めて決勝の舞台に臨んだが、桐蔭学園に敗れて準決勝に終わった。しかし、その敗戦から「基礎」の重要性を学んだという。藤原は「桐蔭学園は、コンタクトの強さや走りの部分など、基礎がしっかりしていた」と実感。湯浅泰正監督(56)も「基礎をしっかりやっていこう」とチームに意識付けを徹底した。上半身と下半身を連動させる体の動かし方を意識しする練習を取り入れ、アップと合わせて約30分間行っている。「動きやすさが変わった」と藤原も効果を感じている。

 前チームはダブル主将制を採用していたが、新チームでは未定。今後、試合を重ねて決定する予定で、「みんながリーダーになれるチームになれれば」とゲームキャプテン。全国制覇まであと一つに迫った京都成章が、再びスタートラインに立った。

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