鍵山優真、ジャンプで転倒も初優勝「疲れてミス」…間もなく22年北京五輪1年前

男子フリーで演技する鍵山優真(カメラ・矢口 亨)
男子フリーで演技する鍵山優真(カメラ・矢口 亨)

 全国高校フィギュアスケート選手権は23日、長野・ビッグハットで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=が173・16点、合計262・07点で初優勝した。連覇を狙った佐藤駿(16)=埼玉栄高=は合計245・81で2位だった。女子は3日間に分けて開催されたSPの全日程が終了。ボクシングで元世界3階級王者・田中恒成のいとこ、横井きな結(きなゆ、16)=中京大中京高=が全体首位で通過した。フリーは24日に行われる。

 鍵山がSP、フリーともに1位で初優勝を果たした。フリーは冒頭に4回転サルコー、続けて4回転―2回転の連続トウループで質の高いジャンプを次々と成功させたが、後半に3回転ルッツで転倒するなどミスが出た。最後まで耐える演技となり「疲れてミスが出た。後半の滑り込みが足りなかった」と反省の言葉が並んだが、結果は「優勝を目指してきている」と話していた通り有言実行。「素直にうれしい」とはにかんだ。

 間もなく22年北京五輪1年前を迎える。勝ちにいくため、新たに4回転ループ習得に着手していることを明かし、「いつでも入れられるように準備している。でも他にも(4回転を)やってみて、安定したら入れたい」と、得点源となる武器を増やす。来季は五輪イヤー。「大きな試合が続くと思う。けがなく、健康に過ごせたら」と決意を込めた。(小林 玲花)

 ◆佐藤、4ルッツ成功も連覇逃す

 〇…SP3位から巻き返しを狙った佐藤は、GOE(出来栄え点)3・45点を引き出す4回転ルッツを成功。勢いに乗ると、その後も4回転―3回転の連続トウループなどを決め、フリーは167・65点をマークして2位。今季は武器である4回転ルッツが試合でなかなか決まらず、「自信がなくなっていた」と悩んでいたが、今大会で払拭。「やっと自分のスケートを出し切れたと思う。自信が取り戻せた」と、復調の兆しをつかんだ。

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