千代田区長選で維新が無所属・五十嵐氏を推薦 自民、都民ファと三つどもえに

千代田区長選に立候補予定者の五十嵐朝青氏(左から2人目)
千代田区長選に立候補予定者の五十嵐朝青氏(左から2人目)

 24日に告示される東京都千代田区長選(31日投開票)で、日本維新の会が無所属での立候補を予定している会社役員・五十嵐朝青(あさお)氏(45)を推薦することが決定し23日、都内で会見が行われた。

 昨年の都知事選に立候補し、現在は千代田区を含む東京1区で維新の支部長を務める前熊本県副知事の小野泰輔氏(46)と五十嵐氏が東京大学の先輩後輩の関係で、交流があったのをきっかけに実現したタッグ。「もっと。よくなる。千代田」をキャッチコピーとしている五十嵐氏は「いい仲間たちと、まっすぐに『もっといい千代田』に向かっていけることがうれしいし、それを成し遂げたい」と語気を強めた。

 今回の区長選では、マンション購入に際して業者から便宜を受けたとして、議会で百条委員会が開かれた現職の石川雅己区長(79)が不出馬を表明。五十嵐氏の他には元千代田区議の早尾恭一氏(59)=自民推薦=、都民ファーストの会の樋口高顕都議(38)が出馬を予定している。

 千代田区は、小池百合子都知事(68)の天敵として注目された「都議会のドン」こと内田茂元都議(81)のお膝元として知られる。前回2017年の区長選では石川氏を都ファ、自民は別の候補を支援し、小池氏と内田氏の「代理戦争」と言われる中、五十嵐氏は無所属で戦ったが、今回は一部で内田氏が小池氏と”手打ち”をし、早尾氏ではなく樋口氏を支援するとのうわさもある。

 五十嵐氏の支援を決めた東京維新の会代表の柳ケ瀬裕文氏(46)は「今回の選挙戦の枠組みは、あまりにもひどい。東京の発展に最も重要な拠点である千代田区の区長がしがらみだらけの人ではおかしいと思います。信頼を取り戻すために、志を共にする五十嵐さんを応援したい」。3氏での「三つどもえ」の戦いを勝ち抜く意欲を見せた。

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