ペースメーカーの川内優輝、周回コースに変更の大阪国際女子マラソンは「記録期待できる」

 日本陸連は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、31日に行われる大阪国際女子マラソンを大阪市の長居公園内を約15周(1周約2・8キロ)するコースに変更することを発表した。大会でペースメーカーを務める19年ドーハ世界陸上代表の川内優輝(33)=あいおいニッセイ同和損保=がスポーツ報知の取材に応じ、「現状ではベターな選択。メリットは非常に多く、記録が期待できる」と太鼓判を押した。

 従来はヤンマースタジアム長居発着で市内を巡っていたが、20日に主催者らが協議し、変更が決まった。「1周走れば路面や風、坂なども大体つかめて対応しやすい。折り返しもなく、リズムをつくれたら集中できる。トップ選手には良い影響しかない。大会を守る準備を進めていたからこその英断だと思います」と川内。東京五輪代表の一山麻緒と前田穂南らが、野口みずきが2005年にマークした2時間19分12秒の日本記録更新を目指すレースの“追い風”と見ている。

  • 周回コース
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 大阪府では13日に緊急事態宣言が再発令された。園内への立ち入り自粛を通達し、周回での実施によって運営に関わる人員を削減。密を避けられ、公道での開催よりも感染リスクを抑えられる。川内は「出場する妻(侑子)も『開催という判断はありがたい』と話しています。周回遅れの選手と給水地点で混雑する可能性もありましたが、別々に設けているので問題なし。日本記録を出せるだけの良いコースなので私も貢献したいと思います」と意気込んだ。周回コースは世界陸連にもすでにバックアップコースとして申請済みで、記録も公認される。(太田 涼)

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