【巨人】梶谷隆幸、「Gキラー」キラーになる…阪神・高橋や広島・森下ら攻略済み

甲子園球場での梶谷
甲子園球場での梶谷

 巨人の梶谷隆幸外野手(32)が「Gキラー」キラーとして、打線活性化に大きな影響を与えそうだ。チームは昨季、阪神・高橋や広島・森下らに苦しめられたが、梶谷はそのGキラーたちを攻略済み。単体で攻撃の起点になることが望めるほか、チーム内での情報共有によって突破口が開けるかもしれない。梶谷加入がもたらす効果を、巨人担当・尾形記者が「見た」。

 梶谷の加入で打線が厚くなるのは当然だが、“キラーのキラー”としても期待している。チームは昨季、リーグ連覇を果たすも、攻略に手を焼いた投手は複数存在した。阪神・高橋とは3勝3敗ながら防御率2・03と抑え込まれ、新人王を獲得した広島・森下にも1勝1敗、防御率2・08と苦しめられた。だが梶谷は、対高橋で7打数3安打、対森下で13打数6安打。巨人打線にとってあまり印象が良くない好投手たちを、きっちり打っている。

 投手と打者の対戦は、約7割が投手の勝ちとなる。だからこそ、「抑えたことよりも、打たれたことの方が記憶に残っている」と話す投手が多いのだろう。梶谷に打たれたことで投手側は当然対策を練ってくるはずだし、今年も同じような数字が出るとは断言できない。それでも、苦手意識まではいかなくても、嫌なイメージくらいは植え付けられているはずだ。

 Gキラーたちに対して梶谷が攻撃起点となるだけでなく、攻略のツボをチーム内で共有することも望める。坂本、丸、岡本が試合中のベンチ内で作戦会議を開く様子はこれまでもよく目にしたが、ここに梶谷が加わる。どういうイメージで打席に立ち、どんな待ち方が有効なのか―。そもそも、一流の打者たちがヒソヒソと知恵を出し合う光景だけでも、相手に相当な圧をかけることができる。

今永ら古巣も そして、DeNA戦だ。手術から復帰してくる今永、東にはかつて散々抑え込まれ、ほかにも大貫、浜口、上茶谷ら手ごわいメンバーがそろっている。リーグ3連覇へ最大の壁になりそうだが、梶谷にとっては慣れ親しんだ古巣。Gキラーや、その予備軍まで知り尽くしていることは大きい。昨季は12勝12敗。唯一勝ち越せなかった相手だけに、梶谷効果の見せどころだ。(尾形 圭亮)

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