【巨人】田口麗斗が激ヤセ! 過酷自主トレで今村信貴&高橋優貴と杉内コーチ見返す

引き締まった体でダッシュして汗を流した田口(手前)
引き締まった体でダッシュして汗を流した田口(手前)
笑顔で投内連係の練習をする(左から)高橋、田口、今村
笑顔で投内連係の練習をする(左から)高橋、田口、今村
今季の巨人先発候補
今季の巨人先発候補

 巨人の今村信貴投手(26)、田口麗斗投手(25)、高橋優貴投手(23)が19日、香川県内で自主トレを行った。100メートルを30本走り込むなどの厳しいメニューで田口は体が引き締まり、今村はボールが強くなり、高橋も直球の精度が向上。昨年12月に杉内俊哉投手コーチ(40)から厳しい指摘を受けた3投手が雪辱を誓った。

 寒空の下、叫び声が響き渡った。「うぁー!」「よっしゃー!」。グラウンドでひたすら走り続ける今村、田口、高橋の“左腕三銃士”から、今季への覚悟が伝わってきた。田口は胸を張った。「今年は絶対変われると思う。プロ野球に入って今までの自主トレの中で一番走った」

 ウォーミングアップでは足の故障防止にもつながる瞬発系のメニューをこなし、その後にランニングが始まった。それぞれの前に真っすぐ100メートルの線を引き、その上をブレることなく走る。計30本でも軽いメニューだといい、多い時は約400メートルを24本。これまで共に自主トレを行ってきた西武・内海の「自主トレが1年で一番きつい時間を」という教えを実行している。

 日々の努力が最も体に表れていたのは田口だ。以前から体形について指摘されており、杉内コーチは「おなかが出すぎ。俺みたいなおなかしてる」と話していた。体重など数字では表しにくいが、体が引き締まり筋肉がついた。「今まで一番練習したと思えたことはいいことだけど、自分の考えが甘かったところがたくさん見えた。全部『つもり』だったのが分かった」

 昨季は開幕ローテに名を連ねるも、10月序盤に再調整で2軍降格。数日後に中川が左脇腹痛で出場選手登録を抹消されたため、リリーフとして再昇格した。日本シリーズの40人枠には入ったが、ベンチ入りしない日もあった。

 昨季の課題の一つは左腕エースの不在。杉内投手コーチは今村、高橋にも“喝”を入れていた。今村は「中途半端なピッチャー。ひと皮むけて、せめて8勝はしてほしい」。高橋は「1年目に5勝して成績が落ちたということは何か問題がある。もう一回、見直して」。キャンプでは若手にランニングメニューの増加も宣言しており、徹底的に鍛え上げるつもりでいる。

 今回の過酷な内容は、杉内コーチのメニューを悠々とこなせるようにという思いもある。今村は体が疲れた状態でも投球練習でボールの力が増したと実感し、高橋は周囲が「嫉妬するほどのボール」と言うほど直球に磨きをかけた。

 今村「3人でローテという気持ちもあるが、始まればライバル。まずはローテーションに入らないと」

 田口「一人でも多く、このグループで勝ち星を積み重ねられるように」

 高橋「走るのも、投げるのも2人に負けたくない」

 投手王国再建へ、左腕3人組がその土台を作り上げていく。(玉寄 穂波)

 ◆この日のメニュー

 ▽11時 走ってグラウンドに到着

 ▽11時過ぎ ウォーミングアップ(タグラグビー用のタグを使ったメニューなど瞬発系のメニュー)

 ▽正午過ぎ 100メートルを30本

 ▽13時30分 昼食休憩

 ▽14時 ウォーミングアップ

 ▽14時15分 ノック

 ▽14時40分 キャッチボール

 ▽15時 マウンドで投球練習(今村、高橋がそれぞれ約50球)

 ▽16時 終了

引き締まった体でダッシュして汗を流した田口(手前)
笑顔で投内連係の練習をする(左から)高橋、田口、今村
今季の巨人先発候補
すべての写真を見る 3枚

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請