【名古屋】“異例”サッカーコート18周6キロ走でリーグ制覇へ始動…柿谷曜一朗「経験ない」

ランニングメニューを終えスパイクに履き替えるFW柿谷曜一朗
ランニングメニューを終えスパイクに履き替えるFW柿谷曜一朗

 大型補強成功でリーグ優勝を狙うJ1名古屋が18日、愛知・豊田市内で始動した。報道陣に公開された初日の練習は、始動日では“異例”のサッカーコート約18周分(約6・3キロ)を走るメニューで幕開け。C大阪から加入のFW柿谷曜一朗(31)は「初日からあんなに汗をかくとは。これまで(始動日では)経験がない。本当にきつかった」と光る汗をぬぐった。

 長期のオフを挟んだ始動日の練習は、負傷リスクを回避するため軽めの調整となるのがプロサッカークラブの通例。しかし走力を含めたフィジカル能力が土台となるフィッカデンティ体制の名古屋は違う。右手にストップウォッチ、左手にタブレット端末を抱えるフィジカル担当コーチがピッチ中央で目を光らせる中、コート外を走りに走った。飲水を2度挟み、設定スピードを徐々に上げながら3チームに分かれてメニューを消化。選手の表情からだんだんと笑顔が消えていった。初日から高い負荷となったこともあり、全体練習後にはピッチ上での「居残りトレーニング禁止」が選手に言い渡された。

 F東京時代でもフィッカデンティ監督のもとでプレーしたDF丸山祐市(31)は「今日はストレッチ程度。これからもっと強度が上がっていくと思う。不安というより恐怖」と苦笑い。昨季3位の原動力となった素早い攻守の切り替えのベースとなる運動量を鍛える厳しい練習は、今後本格化していく。

 名古屋の“洗礼”を受けた柿谷は「ついていけるか心配ですが、(いずれ)先頭を走っていけるようになれば。周りはケロっとしてた。早くああならないと」と充実の表情で語った。

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 フィジカル担当を除いたフィッカデンティ監督ら外国人スタッフ、GKランゲラックら全外国人選手は来日後の隔離期間のため欠席した。今月30日の沖縄キャンプ初日までに順次合流する見込み。(岡島 智哉)

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