浦和は18日、新加入選手発表会見をオンラインで行い、神戸から加入したDF西大伍(33)は「素晴らしいサポーターの皆さんの前でプレーできるのを楽しみにしてます」と意気込みを語った。
西は鹿島時代の17、18年にJリーグベストイレブンに選ばれ、18年のACL制覇や日本代表へ選出経験もあるベテラン。浦和の西野努テクニカルダイレクターから「豊富な経験があり、主に右サイドで高い戦術眼、攻撃・守備能力を発揮してほしい」と紹介された。今回の移籍について「声を掛けてもらった時、特に迷わずに決めた」と即決したことを明かした。
西が着用する背番号「8」のユニホームは、1次販売で3位の売り上げと大きな期待を集めている。西は「あまりまだ慣れないけど、似合ってますか? 3番目と聞いたので、今年の目標は1番を目指したい」とニヤリ。この日から2次販売が始まり、サポーターに向けて「後悔させません、と言いたい。1人3枚くらい買ってほしい(笑い)」と猛アピールしていた。
チームはリカルド・ロドリゲス新監督のもとで複数のシステム、戦術を駆使すると見られる。神戸では右サイドを主戦場にプレーした西は「サイドバックであれば、ビルドアップの出口になること。まだ何を求められるかは分からない状況だけど、求められたことはできると思うし、やりたいと思う」と活躍を誓った。