楽天・石井一久GM兼監督(47)が18日、仙台市内の球団事務所で行われた監督コーチ会議後にオンラインで取材に応じ、ヤンキースからFAになっている田中将大投手について言及した。
田中は2013年まで楽天に在籍。ヤンキース残留の可能性は、ほぼ絶望的と米各メディアは伝えている。石井GMは「まずアメリカの状況が分からないところもあるので、そこは彼の気持ちを尊重、リスペクトして考えないといけない。もし選択が日本でということになるのであれば、もちろんうちが帰ってきてほしいと言わない理由がない。ぜひ仙台で、東北でプレーしていただきたい」と現状の思いを語った。
今後については「日本でプレーすることになるのであれば、一番にうちがコンタクトを取るべき球団だと思っている。アメリカが、試合が行われるかどうかわからない状況の中で、選手の移籍も動きが少ない。そこら辺がどうなるかというのも、うちが状況を見ながらしっかりと判断していきたい」と見据えた。