首都大学リーグの東海大は18日、硬式野球部の新監督にOBで元日本生命監督の井尻陽久氏(68)が2月1日付で就任すると発表した。
同部は、昨年10月に部員2人の寮内での大麻使用が発覚。安藤強前監督(57)が昨年末に引責辞任していた。現在、大学側から無期限の活動停止処分を受けているが、2月1日に活動を再開する。日本学生野球協会から受けた対外試合禁止処分は、今月17日に解除されている。
井尻氏は、東海大相模時代、巨人・原辰徳監督(62)の父・貢監督(故人)のもとで主将を務め、70年夏の甲子園で優勝を経験。東海大、日本生命で主に遊撃手としてプレーし、現役引退後は日本生命監督、96年アトランタ五輪の日本代表コーチなどを歴任した。
なお、2月1日からの新体制の部長には、内山秀一教学部長が就任する。