田中希実が五輪イヤー初戦で1万メートル挑戦 31分59秒89の自己新で弾み

スポーツ報知
五輪イヤー初戦となる1万メートルで力走する田中希実

◆陸上 京都女子駅伝・中長距離競技会(17日、たけびしスタジアム京都)

 東京五輪女子5000メートル代表の田中希実(21)=豊田自動織機TC=が17日、五輪イヤー初戦として1万メートルに出場し、31分59秒89で1着だった。2019年日本選手権以来、2回目の1万メートルで、自己記録である32分25秒81を25秒92更新する快走だった。

 レースは序盤から安藤友香(ワコール)が独走し、田中は2位集団で力を温存した。一時はトップと約20秒、距離にして100メートル近い差がついたが、残り3000メートル付近からペースを上げると、残り1周で安藤に追いつき、得意のスパートで引き離してトップでフィニッシュした。

 昨年は1500メートルと3000メートルで日本新を樹立したスピードスター。優勝して五輪切符を得た昨年12月の日本選手権直後には「この種目、というのは決めていないが、どの競技でも強くなりたい。5000メートルは、たまたま一番最初に(五輪出場)権利をつかめただけ」と貪欲な向上心も見せていた。その第1歩を示したトラック25周の激走。21歳の伸びしろは無限大だ。

 

 ◆田中 希実(たなか・のぞみ)1999年9月4日、兵庫・小野市生まれ。21歳。小野南中で本格的に陸上を始め、3年時の全中1500メートル優勝。西脇工では全国高校総体で3年連続入賞。2018年U20世界陸上3000メートルで日本人初優勝。同志社大スポーツ健康科学部に進むが、クラブチームに所属し競技を続ける。19年ドーハ世界陸上5000メートルで日本歴代2位(当時)の15分0秒01をマークして14位。1500メートル4分5秒27、3000メートル8分41秒35と2種目の日本記録を持つ。153センチ、41キロ。家族は両親と妹。好きな授業はアイルランド文学。

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