◆第61回京成杯・G3(1月17日、中山・芝2000メートル、良)
すべて1勝馬の3歳牡馬12頭によって争われたG3は、1番人気のグラティアス(美浦・加藤征弘厩舎、父ハーツクライ)が直線で内から伸びて快勝。新馬に続く2連勝で重賞制覇を成し遂げた。騎乗していたクリストフ・ルメール騎手(41)=栗東・フリー=は11日のフェアリーS(ファインルージュ)に続く、“2週連続”の重賞制覇となった。勝ち時計は2分3秒1。
2馬身半差の2着は2番人気のタイムトゥヘヴン(ミルコ・デムーロ騎手)が入り、さらに1馬身1/4差の3着は6番人気のテンバガー(戸崎圭太騎手)が続いて、3連単の配当は1万750円だった。
戸崎騎手(テンバガー=3着)「ちょっとゲートのなかでうるさくて、若さがありました。まだ走りも固まっていないような感じ。それでも上手にレースは運べて、直線は前をカットされたが、また盛り返している。力のあるところを証明できた」