【卓球全日本】早田ひな、2連覇逃すも充実感 伊藤美誠と死闘「今までで一番いい試合だった」

女子シングルス準決勝 伊藤美誠に敗れた早田ひな(左)
女子シングルス準決勝 伊藤美誠に敗れた早田ひな(左)

◆卓球 全日本選手権 最終日(17日、丸善インテックアリーナ大阪)

 卓球の全日本選手権は17日、女子シングルス準決勝が行われ、前回女王の早田ひな(20)=日本生命=は伊藤美誠(20)=スターツ=にフルゲームで敗れた。伊藤とは3年連続で準決勝で激突し、19年は0―4で完敗。昨年は4―3で雪辱していた。

 早田は1時間4分の戦いを終えると、すがすがしい表情でコートを後にした。「7ゲームとも接戦でお互いのいいところが出まくって、今までの試合の中で一番いい試合だったかなと思います」。サーブを出す瞬間に場内に緊張感が漂い、迫力の高速ラリーが何度も続いた。昨年勝利した時よりも「互いがレベルアップして自分を信じて戦う境地までいっていた。悔しいけどやりきった感じはある。頭が本当に疲れました」と充実感を漂わせた。

 昨年はコロナ禍で実戦の機会が極端に減ったが、互いに練習を重ね、1年ぶりの再戦を迎えた。お互いに100%でぶつかり合うことで、課題や収穫も明確になった。早田は得意とするラリー戦でも「今日は抜けないなと感じた」と相手の進化を実感。一方で強化してきたサーブレシーブや台上の技術は「自信を持ってやってもいいかなと思います」と手応えをつかんだ。

 今大会で自身の成長を感じたからこそ、「中国の同世代の選手とどれだけできるようになっているかというのはすごく楽しみ」という思いも強まった。今後も国際大会は不透明な状況が続くが「準決勝で自信を持っていい部分と、もっと練習しなきゃなというところが本当に明確に分かった。そういったところを練習して、もっともっと自信を持って自分の卓球を作り上げていきたい」と決意を新たにした。

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