総合格闘技の東京D大会は「PRIDE」以来17年4か月ぶり…3・14RIZIN東京ドーム初進出

スポーツ報知
2003年11月9日、東京ドーム「PRIDEミドル級GP」準決勝でシウバ(右)に敗れた吉田秀彦

 フジテレビが中継している「RIZIN」が、3月14日に東京ドーム大会を初開催することを発表した。総合格闘技の東京ドーム大会は、2003年11月9日の「PRIDE」以来17年4か月ぶりとなる。この大会は「ミドル級GP決勝」で、ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)が優勝した。日本のエースだった柔道王・吉田秀彦(吉田道場)は、準決勝でシウバに判定で敗れ、プロ初黒星を喫したが、壮絶な流血死闘で6万7451人(主催者発表)の観衆を沸かせた。

 「PRIDE」は「RIZIN」の前身ともいえる総合格闘技イベント。フジテレビ系列のイベント会社出身の榊原信行氏が実行委員長となり、プロレスラー・高田延彦(高田道場)とグレイシー柔術のヒクソン・グレイシー(ブラジル)による「PRIDE.1」として1997年10月11日に東京ドームで初開催。ボクシング(初開催は88年3月21日、マイク・タイソンの世界戦)、プロレス(同89年4月24日、アントニオ猪木の異種格闘技戦)に続く格闘技興行となった。

 立ち技格闘技の旧K―1は97年11月9日の「K―1GP決勝戦」で初進出し、02年12月7日の「K―1 WORLD GP決勝戦」では歴代最多7万4500人の観衆を発表。スタンド席はプロ野球の観衆をベースにしており、05年以降はプロ野球が実数発表となったため、この記録が破られることはもうない。

 高田は98年にもヒクソンと対戦し2連敗。02年11月24日の「PRIDE.23」で弟子の田村潔司(U―FILE CAMP)を相手に引退試合を行い、2回KO負け。その後は統括本部長に就任し、07年のPRIDE崩壊を経て、15年に再び榊原氏、フジテレビと組んで「RIZIN」を旗揚げした。そして、3月14日に原点である東京ドームに凱旋する。歴史のうねりの中で浮沈を経験してきた総合格闘技が、コロナ禍をどう乗り越えるか試される興行でもある。(酒井 隆之)

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