【卓球全日本】前回王者・宇田幸矢がまさかの初戦敗退「自分のプレーが何もできなかった」

4回戦で敗退した宇田
4回戦で敗退した宇田

◆卓球 全日本選手権 第5日(15日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス4回戦で前回王者の宇田幸矢(明大)が敗れる波乱があった。今大会初戦に臨み、鈴木笙(静岡学園高)にフルゲームで競り負けた。「自分のプレーが何もできなくて、そのまま試合が進んでしまった」。試合直前まで2連覇の重圧は感じていなかったというが「競ってくると、相手の圧もありますし、昨年よりは自信が持てなくて、緊張して普段入るプレーも入らなかった」と唇をかんだ。

 宇田にとっては厳しい条件も重なった。昨年3月に腰を痛め、半年間は練習ができなかった。「それも受け入れて(大会に向けて)練習してきた。そこは仕方ない」と影響は否定したものの、フィジカル面や練習量に不安は抱えていた。

 さらに前日の夜には明大のチームメートが発熱。PCR検査を受けた。結果が判明するまでに時間がかかるため、この日は行動をともにしていた前回4強の戸上隼輔ら3選手が濃厚接触者となる可能性があったため棄権となった。宇田もこの日の朝まで主催者側の判断を待つ形となり、「出られるか分からない状態の中で準備していた」という。

 無念の結果となったが、今後に向けて「この先(試合が)どうなるか分からないですけど、世界ランクを上げることを第一に考えている。そこに向けてレベルアップできれば」と懸命に前を向いた。

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