【山形】6年ぶりJ1昇格目指して雪の中で始動

雪の中で初練習を行った山形のDF山田(右から2人目)
雪の中で初練習を行った山形のDF山田(右から2人目)

 J2山形は14日、山形県内で21年シーズン初めての全体練習を行った。今季は若手を中心に14選手が加入。市船橋高(千葉)卒業後の2008年入団以降、山形一筋でプレーするDF山田拓巳(31)が、現時点ではチーム最年長となった。プロ14年目を迎える守備の要は、今季こそJ2優勝を果たし、J1昇格を果たすと誓った。

 四方を雪に囲まれた人工芝のグラウンドでの今季初練習。山形イレブンは白い息をはきながら、パス練習などを中心に約2時間、汗を流した。気温1度と冷え込んでも、DF山田の情熱は冷めない。「今年は優勝しかない。こだわって言えば、J2で優勝して(J1に)上がらないと。それぐらいの力がないと、その先はJ1に定着できない」。15年以来となるJ1復帰を、優勝という形で果たすと熱っぽく語った。

 今季は尚志高(福島)から高卒ルーキーのFW阿部要門(18)が加入するなど、若手を中心に14選手が加入。チームは大きく生まれ変わろうとしている。シーズン中に補強される可能性はあるが、現時点では31歳の山田が最年長だ。「チームの中で一番年上になって、責任を持って自覚を持ってやらないといけない」。最年長選手として引っ張る決意を示した。

 チームは17日までは山形県内で練習。19日からは静岡・御前崎での第1次キャンプが始まる。コロナ禍でのキャンプとあって、キャンプ中も外出禁止となることが予想される。以前のように休みがあっても、外出して気分転換をすることは難しくなる。ただ、守備の要は現状を受け入れてベストを尽くす覚悟だ。

 「自分たちは恵まれている状況にいる。この状況でもキャンプができる。思う存分にサッカーをして、開幕を迎えられたら」。開幕戦は2月28日のアウェー町田戦。開幕までにベストを尽くし、宣言通りにJ1復帰を果たしてみせる。(高橋 宏磁)

 〇…チームはこの日、関係者1人が12日にPCR検査を受け、翌13日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表した。現時点で発熱などの症状はないが、山形県内の病院に入院し静養中。現時点で選手やスタッフに濃厚接触者はいないという。チーム合流前にPCR検査を実施し、1人以外は陰性が確認されているため、今後も御前崎での第1次キャンプまで予定通り練習を続ける方針。就任2年目の石丸清隆監督(47)は「全部勝つつもりでやりたい」と意欲を語っていた。

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