【プラスα】巨人・菅野智之の8億円契約更改、野球選手目指す子どもに夢

スタンドのファンに手を振る菅野智之(19年7月2日=東京ドーム、カメラ・橋口 真)
スタンドのファンに手を振る菅野智之(19年7月2日=東京ドーム、カメラ・橋口 真)

 巨人の菅野智之投手(31)が14日、契約更改に臨み、1億5000万円増となる推定年俸8億円の単年契約でサイン。佐々木主浩(横浜)と並ぶ6億5000万円から大幅増となり、球界最高年俸を更新した。NPBで前人未到の領域に達したエースは「身が引き締まる思いです」と決意。目標の20勝&日本一に向け「道半ば」「もっともっとパフォーマンスも上がると思っています」とさらなる進化を誓った。巨人は全選手が更改を終了した。

 日本初の1億円選手誕生は86年オフにロッテから中日に移籍した落合博満、巨人では93年の原辰徳、駒田徳広、斎藤雅樹とされている。時代を超えて2021年、菅野が推定8億円で日本球界最高年俸を更新。プロ野球選手の年俸は新たな領域に到達した。

 日頃から菅野は野球人口減少について真剣に考えている。今回の契約は野球少年・少女に夢を与えるだろう。そのことを聞くと「野球離れが加速している中で、少しでも野球選手になりたいなと(思ってもらえたら)。そういうものも含めて自覚ある、責任のあるピッチングを見せていけたらなと思います」と明かした。

 近年、小学生のなりたい職業ランキングではゲームクリエイターやユーチューバーが野球選手よりも上位という調査結果もある。菅野の契約更改が子供たちが野球選手への憧れを抱くきっかけになり、少しでも野球人口拡大につながれば、その意義は大きい。その金額を提示した巨人球団の企業努力も、球界発展につながっていくだろう。(巨人担当・片岡優帆)

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