【Bリーグ】ベルテックス静岡、「W主将」が優勝から育児まで語り尽くす…16日B3開幕

抱負を書いた色紙を掲げるベルテックス静岡の大沢(右)、大石両主将
抱負を書いた色紙を掲げるベルテックス静岡の大沢(右)、大石両主将

 バスケットボールのB3リーグが16日に開幕する。Bリーグ参入初年度の昨季は10位だったベルテックス静岡は、豊田合成とのアウェー戦(豊田合成記念体育館・午後3時)に臨む。開幕を前にともに静岡出身であるPG大沢歩(29)、SG大石慎之介(33)の「W主将」が対談し、「優勝」を目標に掲げる今季への意気込みから育児の悩みまで語った。(取材・構成=内田 拓希)

 ―開幕間近となった。

 大沢「ファンの方にとっても、自分たちにとっても待ちに待った開幕です」

 大石「去年は(参入1年目で)ワクワクが大きかったですけど、今年はもっと勝ちにこだわらなきゃと思っている」

 ―大沢選手が主将、大石選手が選手会長だった昨季から、今季はW主将体制に。

 大沢「基本的には主将として自由にやらせてもらった昨季と変わらずやろうと思ってます」

 大石「それぞれが気づかない所を補完し合ってやっていく」

ワチャワチャ ―昨季は2人にとって初のB3でのプレーとなった。

 大沢「独特の難しさがあるリーグ。B1、B2は攻撃が途中で止まっても、最後まで攻めの形をやり抜くんですけど、B3は急に(シュートを)打ったりする。『ワチャワチャ』してる感じです」

 大石「アグレッシブで、ぎらついている選手が多い。ディフェンスの重要さを改めて感じましたね」

 ―お互いの印象は?

 大沢「高校(静岡学園)3年の国体合宿の練習試合で初めて対戦(大石は浜松大4年)させてもらったんですけど、マークの手を『触るんじゃねぇ』って感じで振り払われた(笑い)。でも慎さんは、すごく意識も高いしプロ選手としてすごく尊敬しています」

 大石「『とがり期』でした(笑い)。大学は歩みたいにちゃんとやる人とダメになる人がいて、自分は完全にダメな方。歩は本当にキャプテンシーがあって頼れる存在です」

 ―大沢選手は昨年4月に長男が誕生した。

 大沢「ネガティブな時期も、奥さんと子どものために頑張ろうと思えます。でも最近、『パパ見知り』が…」

 大石(3児の父)「そういうときは何してもダメなんだよね(笑い)」

 ―ブースター(ファン)の存在について。

 大沢「ファン0人からのスタートだった去年を経て、ファンの方に店で声をかけてもらったり、徐々に(ベルテックスを)認知してもらっている感覚はありますね」

 大石「自分が子どものときには静岡にプロチームがなかった。プロとして、コート内だけでなくアスリートとしての姿勢を子どもたちに見せたいです」

 ―ホーム開幕節の岡山戦(30、31日・県武道館)が入場料無料に。

 大沢「感染対策を徹底した開催の中で、会場が一体になってほしい。スポーツを通じて元気を与えられれば」

 大石「スポンサーさんのご協力で実現し、本当にありがたいことです。本当だったら声を出して(ストレスを)発散してほしいですけど、それができない状況。代わりに手拍子で応援していただければうれしいです」

 ―改めて今季の目標は?

 大沢「優勝です。そのためには連敗しないことが絶対条件。良いときも悪いときもあると思うが前を向いてやる」

 大石「試合数も少ない(40試合)ので1試合1試合を大切に、『51―50』でもいいからとにかく勝ちを求めていきます!」

 ◇B3・2020―21シーズン 19―20シーズンの62試合(39試合終了時点で打ち切り)から11クラブによる4回戦総当たりの40試合に短縮され、B2―B3間の昇降格はなし。収容人数の50%に入場制限することが開催の前提となる。

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