二木芳人氏、ラグビートップリーグ開幕仕切り直しへ3つのポイント指摘 

二木芳人氏
二木芳人氏

 ラグビーのトップリーグ(TL)開幕延期について、昭和大病院感染症内科の二木芳人客員教授は14日、ラグビーの競技性がコロナ感染拡大の背景にある可能性を指摘した。

 「スクラムやモールなどの密集は他競技に比べて感染のリスクは高い。バックスの選手より(密集戦が多い)FWの選手の方がリスクは高いかもしれない」。プレー以外の行動にも言及し「室内でのマスク着用はもちろん、グラウンド上でも円陣になる時などはマスクをつけるべきだ。各自がポケットにマスクを入れておけばいい」と助言した。

 2月にリーグ開幕を仕切り直す場合、さらに厳しいガイドラインが必要だとし、3つのポイントを挙げた。

 〈1〉PCR検査の回数を増やす TLが義務付けるのは2週間に1回で「少な過ぎる。海外サッカーなどでは週に2、3度やっている。本当に感染拡大を防ぐのであれば、それぐらいやるべき」と指摘する。

 〈2〉グラウンド外での意識 グラウンドと自宅のみの往復に徹している選手もいるが、例外を危惧。「感染爆発している現状では聖人君子のような日常を送る必要がある。週に1度ぐらい良いだろうと大勢で会食したりするのが危ない。自分が感染しているかもしれないという意識も必要」

 〈3〉無観客開催も 緊急事態宣言下で、TLは観客5000人を入れる方針で「5000人は多い。緊急事態宣言が出ている中で、人を集めること自体が勧められたものではない。今は人命優先。無観客開催も選択肢に入れ、考え直した方がいい」と強調した。

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