バスケットボール男子のBリーグは14日、社会的責任活動「B.LEAGUE Hope」の一環として、オールスターが行われる予定だった茨城県の中学生を対象に、オンライン特別授業を行った。
第1部には日本代表の比江島慎(宇都宮)、富樫勇樹(千葉)、開催地・茨城ロボッツから平尾充庸が参加。コンディションの整え方の勉強や、中学生からの質問に答えるなど約40分間、交流した。
女子中学生から、ワンハンドシュートのコツを問われた富樫は「シュートは手だけじゃなく、足を使うことも大事。フォームを崩さず、届く距離から練習する」などとアドバイス。授業を終えた富樫は「オールスターは中止になって残念だが、(中学生との交流)活動ができて良かった」と話した。
第2部には、日本代表の篠山竜青(川崎)、ベンドラメ礼生(SR渋谷)、地元・茨城ロボッツから福澤晃平が参加。篠山は、中学生に「僕自身、中学生時代に栄養やコンディションの話しを知っていればもっとバスケがうまくなったと思う。これを機会に何か明日から意識や行動を変化して下さい。NBA選手も出てきて、日本代表も強くなっています。みなさんも一緒に日本のバスケ盛り上げていきましょう!」とエールを送った。
本来ならば、15、16日に茨城県水戸市にてオールスターが開催される予定だったが、東京都などに緊急事態宣言を受けて中止になった。