巨人の原辰徳監督(62)が14日、ジャイアンツ球場で行われた新人合同自主トレを視察した。新人選手らを前に、プロの世界で戦う上での心得を説いた。
以下、全文
今日から、ジャイアンツの本当の一員としてこのジャイアンツ球場で顔を合わせることができたことを非常にうれしく思います。
ジャイアンツの選手として常に元気でいること。ユニホームを着て野球をできる状態を保つ、自己管理するという気持ちを一人一人が徹底して持ってもらいたい。簡単にケガをしましたと言ってしまうようでは、この厳しい生存競争を勝ち抜くことはできないと思います。
プロの世界というものは「限界を超えたところにプロの世界はある」。少々の壁や、困難が来ても「そんなものは当たり前だ」「自分はそういう世界に来たんだ」という思いで戦ってもらいたい。
もちろんここにいる全員がスターティングメンバーで戦ってほしいと願っています。しかし、現状そう簡単にはいかない。厳しい生存競争、弱肉強食のプロの世界に入ったということを頭の中に入れて「自分に厳しく・自分にやさしく」。やる時はやる、休む時は休む、栄養をつけるときは栄養をつける、しっかりとメリハリをつけながら頑張ってもらいたい。
2月1日からユニホームを着て野球ができます。それまで良い準備をしてその日を迎えられるように、頑張っていきましょう。健闘を祈ります!