【卓球全日本】35歳の岩城禎が初出場 13歳松島輝空に完敗も「持てる力は出せました」

岩城禎
岩城禎

◆卓球 全日本選手権 第4日(14日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス2回戦で35歳の岩城禎(緑の館)が全日本選手権に初出場。13歳のスーパー中学生、松島輝空(エリートアカデミー)に4―11、7―11、4―11のストレートで敗れたが「楽しむしかないと思って臨んだ。松島選手はすべてにおいて上でしたけど、自分の持てる力は出せました」と満足げに振り返った。

 小学5年生の時にじゃんけんで1人だけ負けて陸上部に入れなかったことがきっかけで卓球を始めた。神戸大を卒業後も司法試験に挑戦しながら卓球を続け、一時は奈良・大和郡山市の市役所に就職したが「一度しかない人生。働きながらでは全日本選手権に出られない」と一念発起して退職。現在は自営業をしながら、練習を続け、地区予選に挑戦すること「14、5回目」で念願の本戦出場を果たした。

 相手は22歳も年下で、将来の日本を背負う相手。「天才と言われていますけど、自分以上に努力をしている選手だと思う」とたたえた上で「速さとかは自分にはないけど、粘り強さやメンタルでも点が取れて、勝てない相手に勝てるようになるのが卓球の一番の喜び」と語るように、テンポを遅らせたフォアドライブで松島を翻弄するなど、力は発揮できた。

 今回は初戦敗退で終わったが「せっかく初めて出させて頂いた。来年以降は出場して1回勝つという目標を持ってやっていきたい」と新たな目標に向かって邁進していく決意を示した。

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