◆卓球 全日本選手権 第4日(14日、丸善インテックアリーナ大阪)
15日の男女シングルス4回戦から登場する有力選手が14日、オンラインで会見を行った。女子世界ランク2位で2年ぶりの優勝を目指す伊藤美誠(20)=スターツ=は「すごく楽しみしかなくて、早く試合がしたいなとワクワクが止まりません。たくさん練習してきて自信もありますし、練習自体も楽しんでやってこられた。実力を出しきりたい」と意気込んだ。
年末年始の新型コロナ感染再拡大もあり、今大会は開催の是非について慎重に議論されてきた。伊藤も日本協会が8日に開催を正式決定するまで「あると信じて練習してきたけど、本当に分からなかった」と不安な気持ちはあったという。
3連覇中だった女子ダブルス、混合ダブルスが実施されず、シングルスのみの大会となったが「開催してくださることはうれしいですし、試合ができる場所があって本当に楽しみ。ダブルスは大好きですけど、仕方ないこと。シングルスに集中して(五輪イヤーに)優勝していい状態で次に進みたい」と決意を語った。