松平健太が好発進…昨年11月感染「軽症で済んだ」結婚初大会へ仕上げてきた

男子シングルス1回戦でレシーブする松平健太(カメラ・岩崎 龍一)
男子シングルス1回戦でレシーブする松平健太(カメラ・岩崎 龍一)

◆卓球 全日本選手権第3日(13日・丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス1回戦などが行われた。2018年世界選手権代表の松平健太(29)=ファースト=は昨年11月の新型コロナウイルス感染を乗り越え、3―0で快勝発進した。

 松平が15度目の全日本を最高の形で滑り出した。昨年はシード権を逃し、中学2年から踏む舞台で初めて1回戦が組まれた。「正直びっくりしたけど、試合が多くできるとポジティブにとらえた」。この1年は2部制で1日4、5時間だった練習を午前だけの2時間に抑え、質を意識した成果もあり「入りとしては動きもサーブレシーブも全てにおいて今までで一番良かった」と充実の表情だった。

 昨年は波乱万丈の1年だった。3月にフリーアナウンサーの玉木碧(28)と結婚。一方で11月には新型コロナウイルスへの感染が判明した。「1日だけ熱とけん怠感があって、検査をお願いしたら陽性だった。その後は、たまにせきとくしゃみが出るぐらいで軽症で済んだのかなと思う」。練習は2週間以上できなかったが、約1か月前にTリーグで復帰。この大会へ向けて仕上げてきた。

 結婚後初めての大会は無観客だが、家族の支えは感じている。「ライブ配信で応援してくれている。結婚前より自覚を持って戦いたい」。世界ランク最高9位の実績を持つが、全日本は準Vが最高。「常に挑戦者の気持ちで臨んで結果的に優勝ができたら」と決意を新たにした。(林 直史)

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