サッカーの元日本代表FW中山雅史(53)がJ3アスルクラロ沼津を退団し、古巣のJ2ジュビロ磐田のコーチに就任することが13日、発表された。藤枝東高時代の恩師でもあるJ3藤枝MYFC・鎌田昌治代表(68)が今後の活躍にエールを送った。
藤枝東高時代の恩師である、J3藤枝MYFCの鎌田代表が、ジュビロ磐田・中山コーチ就任に太鼓判を押した。「今のジュビロに欠かせない存在じゃないのかな。最後まであきらめない姿勢は、指導者としても大切だからね」と、教え子のコーチとしての資質を高く評価した。
「2年ぐらい前には、藤枝(MYFC)に戻ってこないかって話したことがある」と笑う恩師は、今回のコーチ就任の話を、2日前に聞いたという。「本人は謙遜して、指導者には向いてないようなことを言うけど、S級(資格)を取った時点で、ゆくゆくは指導者になるとは思っていた」と、明かす。
J1昇格の起爆剤として期待を寄せる。「中山は何をするのも全力。磐田も、中山という人間が指導者として必要だと判断したんじゃないのかな。J2からJ1に上げるエネルギーになると思う」と、話した。