3歳オープンの紅梅S・リステッド(16日、中京・芝1400メートル、牝馬限定)に出走するオンラインドリーム(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎)が、父フランケルを所有したアブドゥラ殿下の弔いVを目指す。
12日の最終追い切りは栗東・坂路を馬なりで55秒0―13秒0。母が凱旋門賞馬デインドリームという超良血はデビュー2連勝に向けてソフトに仕上げた。武幸調教師は「気持ちが入りやすいので、注意しながら調整してきた。いいスピードがあるし、動きも良かった」と好感触を伝えた。
父のフランケルを所有したサウジアラビアのハーリド・アブドゥラ殿下は、G1・11勝を挙げたエネイブルなど数々の名馬も所有した世界的なオーナーブリーダー。83歳で亡くなったことが現地時間の12日に欧州の複数メディアが報じている。