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【京成杯 石行が見た】グラティアスは半姉・レシステンシアの速さに精神力をプラス

グラティアス(左)は控えめな内容でも楽に先着
グラティアス(左)は控えめな内容でも楽に先着

◆京成杯追い切り(1月13日、美浦トレセン)

 東西3重賞の追い切りが13日、東西トレセンで行われた。京成杯・G3(17日、中山)に出走する1勝馬のグラティアスが美浦・Wコースで追走先着。石行佑介記者が「見た」でG1馬レシステンシアの半弟の可能性を探った。

 半姉は19年の阪神JFで2歳女王に輝いたレシステンシア。前向きな性格でスピードが勝ったイメージが強かっただけに、美浦の最終追い切りで見た弟のグラティアスは少し違った印象を受けた。

 今回がデビュー2戦目。きっちりと制御の利いた走りで精神面の危うさはみじんも見られない集中した走りだった。「素直で従順。自分を見失わないことが強み。調教が進んでも精神状態が高ぶることもない」と、加藤征調教師も自信たっぷりだった。

 姉はダイワメジャー産駒だが、父がハーツクライに替わったことで距離の融通性に加えて操縦性も増した印象だ。Wコースでの併せ馬ではロレンツォ(3歳新馬)を2馬身先行させる形で3角過ぎに馬体を併せる。直線で四肢の回転数を上げるとトップスピードに乗り、半馬身ほど前に出たところでゴール。ピッチ走法だった姉とは異なり、やや完歩の大きいフットワークを繰り出すことも印象が変わった点だ。

 1週前追い切りでは長めから負荷をかけられ、6ハロン82秒7―12秒3。トレーナーは今週の内容を「先週の時点で息の入りが良かったので今週はあまりいじらないように」と説明した。それでも控えた内容で余力十分の5ハロン67秒5なら文句なしと言える。

 逃げ切りでデビューVを飾ったが、上がりも最速タイの34秒2でまとめて、後続の追撃を許さなかった。スタートセンスの良さは中山替わりでさらに大きな武器になるはず。加藤征師は「今回はある程度馬を前に置いて好位で立ち回る競馬をイメージしている」とプランを描く。「テン良し、中良し、しまい良し」と三拍子そろった良血が、ここを飛躍の足がかりにするか目が離せない。(石行 佑介)

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