センバツの21世紀枠は1枠増の4校 入場行進曲は「復活」の意味込め2年連続「パプリカ」

2019年のセンバツ開会式
2019年のセンバツ開会式

 日本高野連は13日、大阪市内で第93回センバツ高校野球大会(3月19~31日・甲子園)の運営委員会を開き、昨秋の明治神宮大会の中止で空白となっていた神宮大会枠に代わって、21世紀枠を3から4に増やすことを決めた。同枠の4校は、85回記念大会で増枠された2013年に並ぶ史上最多となった。

 21世紀枠の9校は「さまざまな点で困難な環境の克服が認められる」、「野球部員の活動が、他の生徒、他校、もしくは地域にいい影響を与えた」、「学業と野球部活動を両立させている」といった基準のもと各地区から選出。この1年、全ての高校球児が新型コロナウイルスによる感染症と向き合ってきたことを踏まえ、それぞれ創意工夫を続け、高校生活や部活動に真摯(しんし)に取り組んでいる学校に光を当てることが、全国の球児や高校野球ファンを勇気づけることにつながると考えた。なお、47都道府県高校野球連盟から推薦されている132校(前回比1校増)と同枠候補の9校が出場候補校として承認されている。

 1月29日のセンバツ選考委員会はリモートで実施する。午前の選考委員会総会は行わず、午後の選考委員会総会も出席者を絞る。

 3月12日の組み合わせ抽選会は2月23日に前倒しし、リモート(各校の主将が参加)か代理で実施する。2月10日の臨時運営委員会で具体的な方法を審議する。

 開会式は全校が甲子園で入場行進する形は取らず、大人数の団体には協力をお願いしない。甲子園練習、ドリームシートの運用、各日の公募始球式などは実施しない。選手宣誓は2月10日の臨時運営委員会、式次第などの詳細は3月上旬の第3回運営委員会で審議する。

 大会入場行進曲は、前回大会に続き「パプリカ」に決まった。前回大会と同じ曲を採用することで、全ての高校野球ファンに「復活」というメッセージを伝えるためだ。感染対策を講じながら第93回大会の開催に向けて準備を進めており、「高校野球が阪神甲子園球場に帰ってくる」という意味を込め、「パプリカ」に再度、スポットを当てた。さらに、「復活」と同時に「大会が新たなスタートを切る」という意味も込め、楽曲をそのまま使うのではなく、第93回大会バージョンに編曲し、入場行進曲として使用。編曲は作曲家の酒井格(いたる)氏が担当する。

 大会運営に向け入場料金を改定。感染対策(ベンチなど各所の消毒、備品準備、警備費、販売システムの構築)に経費がかかること、観客数が制限されて従来の大会より入場者が減少する可能性があることなどが改定理由。また、当日券の販売はなく前売りのみ、全席指定席、アルプス席は学校関係者のみの販売となった。

 ◆入場料金 中央指定席3900円(前2500円)、一三塁指定席一般3400円(前2000円)、外野指定席700円(前無料)、車イス席は全席半額。

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